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写真で見る熊本地震--甚大だった益城町の住宅被害

2016.05.17

 熊本地震は4月16日の「本震」発生からちょうど1か月が経過した。地震活動は全体として落ち着いてきたようにも見受けられるが、依然として活発であることに変わりはないようだ。遅ればせながら、webside編集部も連休最終日の今月8日から10日にかけて被災地・熊本を訪れた。被災地では震度1以上の地震が連日20?30回程度発生していた。震度7を2度観測した益城町の一部地域では、甚大な住宅被害を目の当たりにし、内陸直下型地震の恐ろしさを改めて実感した。

 訪れた際はあいにく天候がすぐれず、特に10日の熊本地方は雷を伴う大雨で、県内各地に避難指示・避難勧告が発令されていた。駆け足でたどった被災地の様子を写真で紹介する。

道路、空港、鉄道の被害

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 到着した熊本空港。地震で大きな被害があり、建物の壁の至るところにヒビ割れがあった。いまだレストランなど一部の施設は閉鎖されていた。








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 熊本市内から阿蘇方面に走る国道57号は、大津町と南阿蘇村の境付近で通行止めになっていた。遠くの斜面に土砂崩れの跡が見えた。(大津町)








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脱線して動けなくなった豊肥本線の車両。(阿蘇市)









益城町の甚大な住宅被害

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 益城町役場に近い同町宮園地区。住宅が倒壊し、がれきが山のように積まれていた。(益城町)








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 揺れと倒壊した建物が押し寄せたためか、電柱が大きく傾いていた。カーブミラーも中ほどからへし折られるように曲がっていた。(益城町)









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 基礎部分から足払いでもされたかのように倒れた住宅。古い木造住宅の被害が目立ったが、なかには比較的新しく見える住宅も倒壊していた。(益城町)








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応急危険度判定で「危険」と判定された住宅。多くの住宅が「危険」と判定された。(益城町)









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お地蔵さまの祠のなかに「9時26分」で停止した時計がそっと置かれていた。4月14日の最初の震度7の地震の発生時間は、午後9時26分だった(益城町)















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大きくひび割れたアスファルト道路と倒壊した木造住宅(益城町)









断層が地表に現れ、文化財も被害を受けた

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農地のなかを亀裂が走っていた。地震によって布田川断層の一部が地表に現れたと見られている。(益城町下棟)








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熊本地震では自治体の庁舎も大きな被害を受けた。宇土市役所は鉄筋コンクリート造の4階部分が押しつぶされた。(宇土市)








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熊本市内の7階建てのマンション。1階のピロティ―部分が倒壊し、乗用車を押しつぶした。(熊本市)








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熊本地震では文化財の被害も目立った。天守閣の瓦は落ち、熊本城の石積みは大きく壊れた。(熊本市)








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国の重要文化財に指定されている阿蘇神社の楼門なども倒れた(阿蘇市)