東日本大震災 被災地レポート3
2011年4月7日 in 水戸駅、いわき市
いわき
13. 「新常交いわき中央営業所」
入口付近で、地震に伴う土砂崩れが発生していた。現場のスタッフの話では「少し前の地震で半分崩れ、そして今回の大地震でこうなりました」とのこと。
14. 江名町の漁村
魚市場には、大量の漂流物が積み重なっている。地元の女性に話では「これはすべて、津波でやられたもの。波が引くときに、一緒に家具も持っていったんです。波の高さは12メートルくらいですかね。地震から30分くらいで来ました」。村を歩くと、海岸から5軒ほどのところまで、波が押し寄せた跡がある。また、ところどころで木造建築が倒壊している。 「薄磯にいってみろ。すんげーから」という地元の女性のすすめで、薄磯地区に向かう。

15. 薄磯地区
薄磯地区に近づくにつれて、国道の両脇には、倒壊した家の瓦礫が増えてくる。
歩いていた地元の男性に話を聞くと「今日は仕事場を見にきたけど、めちゃくちゃだ。誰もいねえ。地震から20分くらいで津波がきた。この川を波が駆け上って、あっという間に山の麓まで波がきた。山に行ってみろ、木に車がひっかかってるから」と話してくれた。特に被害が大きかったのが、やはり薄磯地区なのだという。そのエリアだけ土地が少し低いのだという。薄磯に入ると、そこはひとつの町が津波で壊滅的にやられた様子が、目の前に広がる。中には、家の基礎の跡を残して、すべて流されてしまった家も多くある。電信柱もまるで割り箸のようにあちこちで折れていた。海岸を見てみたが、静かに波が砂浜に打ち寄せるのみ。ここで津波が起きたとは、到底考えられない美しい海岸が広がっている。














