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【第2回】総務省消防庁

2010.07.05

12 回目を迎えた「防災まちづくり大賞」アイデア豊かな取り組みを幅広く顕彰

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防災まちづくり大賞ホームページ

阪神・淡路大震災を教訓として、その翌年から始まった「防災まちづくり大賞」(総務省消防庁など主催)が今年(2008年)12回目を迎えました。地方公共団体や自主防災組織など、それぞれの地域における優れた防災の取り組みを顕彰し、災害に強い安心・安全なまちづくりを推進することが目的。今回は左に掲げる16団体が栄えある賞を受けました。

同賞の特徴は、防災に直結する優れた事業だけにとどまらず、まちづくりや住民生活などにおいて「防災の視点」を盛り込んでいるかどうかを重視している点。防災に関するハード・ソフト面の工夫、アイデアなどを幅広く推奨し、毎回ユニークな受賞団体を輩出しています。受賞団体の活動を紹介した事例集は毎年各自治体に配布され、防災への取り組みの活性化に役立てられています。

この間の同賞への応募総数は全国から1,443 件。例年150 件前後の応募がありますが、総務省消防庁国民保護・防災部防災課によると、地域によって防災への取り組みに温度差があるのか応募数も都道府県によって偏りがあるそうです。同課は「地域防災力の向上のために、住民の方々の取り組みの励みとなるように本事業を活用してください。表彰式・懇親会についても、可能な範囲で日程や会場を調整し、受賞者・出席者の方々が出席しやすく、また喜んでいただけるようにしていきます」と話しています。

防災行政メモ

総務省消防庁は火災・地震・風水害などの災害を未然に防ぐ方法を講じたり、災害が起こった場合にも被害が最小限ですむよう法律や資機材の整備を担当している。また国の窓口として地方公共団体や消防関係機関とのパイプ役をはたし、国民に広く理解される消防行政を推進。広報活動、消防組織の制度改革、消防職員や消防団の訓練教育など、さまざまな消防防災の施策を通して国民の安全な暮らしを支えている。

さらに、大規模災害発生時において地域の消防防災力だけでは対応が難しい場合には、全国的な消防防災体制を掌握する立場から、災害対応の司令塔の役割を果たす。

防災まちづくり大賞

※本稿はbside2008年4月号[Vol.02]に掲載したコラムを再掲載しています。